ネオンテトラの飼育と、その仲間たちについて。
ネオンテトラの飼育において最も大切なのはエサやりと水換えです。ここからはこの二つを中心に、ネオンテトラの飼い方をご案内してまいります。
ネオンテトラにとってエサの与え方は生命さえも左右する重要なミッションです。足りなければ衰弱し、与え過ぎれば立ちどころに調子を落としてしまいます。
ネオンテトラを水槽に放したその日はエサを与えないようにします。ネオンテトラは一週間くらいエサを食べなくても何ともありませんので、慌てずに落ち着くのを待ちましょう。
２～３日して、ネオンテトラが落ち着いてきましたら、数粒を水面に落としてあげます。ネオンテトラは嗅覚が優れていて、エサの匂いには敏感に反応しますので、すぐにそわそわしだすはずです。
そのまましばらく観察していますと、たいていすぐにエサを見つけて食べ始めます。ですが、食べるからと言ってどんどん入れてはいけません。少なすぎると感じるかもしれませんが、ここはぐっとこらえて、ここまでにしておきます。
もしエサを入れても反応がないようであれば、浮いたエサを取り除いておきます。このとき、ネオンテトラ用にラーメンなどに使うレンゲをひとつ用意しておくと便利です。残ったエサをいつまでも放置しておくと水が悪くなりますので残りエサの管理は特に注意が必要なポイントです。
ネオンテトラを飼育していると水槽の中には水をきれいにしてくれるバクテリアが増えてきますので、こうして水槽内の環境が安定してきましたら少しづつエサの量を増やしても大丈夫なようになってきます。それまでは足りないくらいの量を心がけておくことが、ネオンテトラを長生きさせるコツです。
ネオンテトラの飼い方＞エサの与え方